【針子の成長記録 Vol.3】生存率を上げる“餌の切り替え”と“サイズ分け”のコツ|針地獄のリアルと対策

メダカ

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こんにちは、庶民派ブロガーのピロです! 大好評(だと嬉しい)の「針子の成長記録」シリーズ、いよいよ第3弾です!

前回のVol.2では、孵化後5〜10日目の小さな命たちと、水質管理の重要性についてお話ししました。 あれから約2週間…ついに「針地獄」と呼ばれる最初の関門に差し掛かりました。

正直に告白します。毎日数を数えるたびに、少しずつ数が減っている現実…。残念ながら、⭐️になってしまった子もいます。 しかし、その一方で、力強く成長し、メダカらしい姿になってきた子たちもたくさんいます!

今回は、そんな生存競争のリアルと、そこから学んだ「生存率を上げるための次の一手」について、動画も交えながら記録していきます。

孵化後約20日!力強く成長する者たち

まずは嬉しい報告から! ゾウリムシとPSBをたっぷり食べて育った子たちが、こんなに大きくなりました。

 ▲見てください、この泳ぎ!Vol.2の頃とは比べ物にならないくらい力強いです!(画角違くて比べにくいのと、動画の都合で倍速でごめんなさい)

体長も5mmを超え、うっすらと親メダカの色が見え始める子も出てきました。もう「針」ではなく、立派な「稚魚」と呼んであげたいくらいです。この成長を見るのが、何よりの喜びですね。

【正直な話】なぜ⭐️になるのか?原因を考察する

しかし、喜びの裏には悲しい現実も。当初の数から2割ほど数が減ってしまいました。なぜ彼らは力尽きてしまったのか?僕なりに原因を考察してみました。

  • 原因①:餓死(栄養不足) 体が大きくなるにつれて、ゾウリムシのような小さな餌では満足できなくなってきた可能性があります。常に餌を探しているのに、口に入るサイズ・量の餌がない…というのが一番の原因かもしれません。
  • 原因②:共食い メダカは、口に入るサイズの動くものには何でも食いつきます。成長の早い個体が、まだ小さい個体を誤って食べてしまう「共食い」が起こり始めた可能性も否定できません。
  • 原因③:体力差 生まれ持った個体差はどうしてもあります。同じ環境でも、成長の波に乗れなかった子が、徐々に体力を失っていったと考えられます。

この現実から目を背けず、次の命に活かすことこそが飼育者の務めだと信じています。

【生存率UP術】次のステップ!「餌の切り替え」と「サイズ分け」

上記の考察を元に、僕が実践した「生存率を上げるための対策」は2つです。

1. 餌のステージアップ!「稚魚用フード」の導入

ゾウリムシだけでは足りないと判断し、いよいよ人工飼料に切り替えます。 僕が選んだのは、パウダー状の「稚魚用フード」です。

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【切り替えのポイント】

  • タイミング: 体長が5mmを超え、泳ぎがしっかりしてきたら。
  • 与え方: 最初はゾウリムシと併用します。いきなり切り替えると食べない子もいるので、「稚魚用フードを少量+ゾウリムシ」で慣れさせます。
  • 注意点: 人工飼料は水を汚しやすい!与えすぎは禁物です。食べ残しが出ない量を1日2〜3回に分けて与えています。

2. 共食いを防ぐ「サイズ分け(選別)」

成長差が出てきたら、共食いを防ぎ、小さい子にもしっかり餌が行き渡るように「サイズ分け」を行います。

  • やり方: スポイトや小さな網で、明らかに大きい個体と小さい個体を別の容器に分けます。
  • メリット:
    • 共食いがなくなる。
    • 小さい個体も安心して餌を食べられる。
    • それぞれのサイズに合った餌を与えられる。

面倒な作業ですが、これをやるかやらないかで、最終的な生存率が大きく変わってきます。

まとめ:悲しみを乗り越え、命を育てるということ

針子の飼育は、喜びと悲しみが隣り合わせです。 ⭐️になってしまう子がいるのは辛いですが、その原因を考え、次の一手を打つことで、より多くの命を救うことができます。

  • 成長に合わせて餌をステップアップさせる!
  • 成長差が出たら、面倒でもサイズ分けを行う!

この2つの対策で、僕の稚魚たちの生存率はグッと安定します。

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