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こんにちは、アクアリウム愛好家のピロです!
楊貴妃やオロチなど複数品種を繁殖させ、毎年春には稚魚が泳ぐ様子を楽しんでいました。しかし、冬場は活動が鈍くなり、少し寂しさを感じているところ。
そんな時、アクアリウム仲間から見せてもらったのがレッドビーシュリンプ。
真っ白な体に赤いバンド模様、水草の上をツマツマと歩く姿に一目惚れ。「メダカの繁殖経験があるし、シュリンプも大丈夫だろう」と軽い気持ちで挑戦を決意しました。
しかし、これが甘かった…
この記事では、メダカ飼育の経験が逆に足を引っ張った場面も含めて、レッドビーシュリンプ水槽の立ち上げからエビ投入直前までの2週間をリアルにお伝えします。「シュリンプ投入直前までの記録」と「最終チェックリスト」をまとめた奮闘記です。メダカとは違う“水づくりの勘どころ”を、失敗と試行錯誤込みで正直に残します。
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目標と作戦(レッドビー仕様)
- 目標水質(導入判定)
- 水温 22–24℃(夏は25℃を超えない)
- pH 5.8–6.5(弱酸性)
- GH(総硬度) 4–6 dGH
- KH(炭酸塩硬度) 0–1 dKH
- TDS 100–150 ppm
- 亜硝酸(NO2-)0 mg/L
- 硝酸塩(NO3-)< 10–20 mg/L
- 装備・資材
メダカと違うのは「ミネラル(GH)と微生物層・酸素量」の管理がシビアなこと。とくにレッドビーは“亜硝酸ゼロ”が絶対条件です。
タイムライン(ここまでの流れ)
Day 1:設置と注水
- ASP専用ソイルを3–5cm敷いて注水+仲間から譲っていただいた育成水。
- スポンジフィルターを回して強めの表面撹拌。
- 照明は6–8時間/日で開始。生体はまだ入れない。
Day 3:初回の添加と計測
- 計測開始(試験紙+デジタル/TDS)。
Day 5:数値の洗い出し(翌日測定)
- デジタル:TDS 116, pH 7.2
- 試験紙:NO3- 25–50, NO2- 1, 総塩素 0–0.5, GH 0–50, 全アルカリ 0, 炭酸塩 0–40
- 気づき
- 亜硝酸 1 mg/Lは危険域。まずはここをゼロに。
- 総塩素の痕跡疑いは要注意。バクテリアに致命傷になり得るため、強めのコンディショナー必須。
- GHが低め、KHはほぼゼロ。pH 7.2は“まだ脱ガス途上 or ソイルの緩衝が弱い”可能性。
Day 7〜:テコ入れ(現在進行形)
- 強エアレーション化(投げ込み式追加、水位調整で表面撹拌アップ)。
- シラクラ シュリンプミネラル Ca+ 少量添加。
- PSB少量スタート(規定量の半量)。
- 10%換水を実施予定 。
- ウィローモス投入(導入前に流水で振り洗い)
- 必要に応じて30–50%換水(コンディショナーで塩素・クロラミン完全除去、亜硝酸一時無毒化タイプ併用)。
つまずきと対処(メダカ飼い目線のギャップ)
- 亜硝酸が高い
- 対処:換水(10%は0.9倍に薄まるだけ。必要なら30–50%)、強エア、給餌停止。
- 試験紙は誤差が大きいので、NO2-/NO3-は液体試薬で再確認。
- 総塩素の痕跡疑い
- 対処:コンディショナーを規定量〜緊急量で。必ず“ゼロ”を確認。
- GHの不足
- 対処:Shrimp Mineral Ca+で1日+1 dGH以内のペースで上げる。投入→数時間後に再測定がコツ。
- pHの不安定
- KH ≈ 0環境はCO2やエア量でブレやすい。強エアを24h回しつつ、ソイルの緩衝に合わせて様子見。
- ウィローモスの夜間酸素消費
- 対処:消灯後もエアは強め継続。週1でモスを軽く振り洗いしてデトリタス蓄積を防ぐ。
やらかしメモ:スポンジやろ材を水道水で“念入りに”洗うのは厳禁(塩素でバクテリア全滅)。必ず水槽水で軽くゆすぐだけ。
現在のステータス(投入直前チェック前の実測)
| 項目 | 現状 | 所感 |
|---|---|---|
| TDS | 116 | レッドビー範囲内(最終110–140を目指す) |
| pH | 7.2 | やや高め。ソイルとエアで6.0–6.4へ寄せたい |
| NO2- | 1 mg/L | 導入不可。ゼロまで落とす |
| NO3- | 25–50 mg/L | 高め。<20を目指す |
| 総塩素 | 0–0.5 | ゼロ必須。再チェック |
| GH | 0–50 ppm | 低い可能性。4–6 dGHへ段階的に |
| KH | ≈0 | 想定どおり(pHは揺れやすい) |
| 水温 | 25℃ | 繁殖重視なら22–24℃に落としたい |
結論:まだ“投入直前”には届かず。最優先はNO2-=0、次にNO3-<20と総塩素ゼロ、同時にGHの最適化。
シュリンプ投入“直前”チェックリスト
- 水質
- NO2- = 0(連続2回測定)
- NO3- < 20 mg/L
- 総塩素 = 0
- pH 6.0–6.4(24hで±0.2以内の安定)
- GH 4–6 / KH 0–1 / TDS 110–140
- 水温 22–24℃
- 環境
- スポンジフィルターが24h安定稼働
- 表面がやさしく波立つ程度の撹拌(DO確保)
- ウィローモスにバイオフィルム(うっすらヌメリ感)
- 運用
- 置換水は“温度・TDS/GH・概ねのpH”を合わせて準備済み
- 夜間の酸素低下対策(エアは強めで常時)
- 液体試薬での最終確認
全部が“はい”になったら、まずは全予定数の30%だけを慎重に導入→1週間様子見→問題なければ全数へ。
明日からのTo-Do(投入に向けて)
- NO2-が0になるまで
- 10%換水を連日 or 1回30–40%換水(強力コンディショナー併用)
- エア強め継続、給餌は控えめ/停止
- PSBは半量で維持(白濁したら一時停止)
- GH/TDSの微調整
- Shrimp Mineral Ca+で日+1 dGH以内、TDSは日±20–30以内
- pHの見極め
- 強エア24h後のpHを再測定(脱ガス後の“素のpH”を把握)
- それでも高めに張り付く場合は、換水比率やソイルの状態を再考
使ってよかった(予定含む)アイテム短評
- Shrimp Mineral Ca+:GHコントロールが楽。投入→数時間後の再測定が鍵
- PSB:即効性はないが、水の“コク”が出て稚エビに良い餌場を育てる
- 投げ込み式スポンジ:稚エビに優しい+酸素供給が強い
- 無農薬ウィローモス:バイオフィルムの源。夜の酸素消費には注意
まとめ(投入直前の自分へのメモ)
- 亜硝酸ゼロまでは“待つ勇気”。換水・酸素・ミネラルの三本柱で安定化。
- 数値を“ゆっくり”動かす。急なTDS/GH/pH変化はレッドビーの天敵。
- 導入は段階的に。最初の1週間を丁寧に乗り切れば、その後が楽になる。
次回投入編をお楽しみに!



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