当サイトのPR表記 当サイトはアフィリエイト広告を利用しています(商品リンクにはPRを含む場合があります)。
こんにちは、庶民派ブロガーのピロです。今回は、針子の初期餌を安定して確保するためのタマミジンコ培養を、初心者にも分かりやすい手順で解説します。種水はすでに入手済みと仮定し、培養の基本方針から、培養開始の具体的手順、日々の管理、トラブル対処までを写真付きで紹介します。これで毎日安定した餌供給を目指しましょう。
準備するもの
- タマミジンコ種水[Amazonで見る]
- 広口の容器(10L程度の浅くて広い容器が理想)
- カルキ抜きした水(水道水は必ず塩素を抜く)
- タマミジンコのエサ(定番は生クロレラ、水に溶かしたドライイーストなど)
- 室温20〜25℃を保つ環境(必要に応じてヒーター)
- 弱いエアレーション(なくても可能だが増殖安定に有効)
タマミジンコ培養の手順
- 容器にカルキ抜き水を満たす
種水は水量の約2〜3割を注ぐ量を目安にします(例:10L容器なら2〜3L)。 - 種水を投入
種水を加えたら、静かにかき混ぜて水をなじませます。 - エサの添加
生クロレラを水に溶かし、薄く茶色になる程度に入れます。イースト粉を少量振り入れてもOKです。 - エアレーションの設定
弱めのエアポンプを使用し、水面が軽く揺れる程度に空気を供給します。これで酸素不足を防げます。 - 培養場所の確保
直射日光を避けた明るい日陰で管理し、20〜25℃に保ちましょう。屋外での大量培養なら日照管理に注意。 - 観察とメンテナンス
培養開始から数日で水が茶色く濁り、ミジンコが増えます。水が濁りすぎたり悪臭が濃くなった場合は水の一部を交換してください。
注意事項と失敗しないポイント
- 容器は口が広いものを選ぶ
ネットですくいやすく管理が楽になります。 - 過剰なエサの投入は控える
肥料や過剰な餌は腐敗の原因に。微量ずつ調整しましょう。 - 換水は2〜3週間毎に行う
培養水が悪化しないように部分換水や容器洗浄を行います。 - 密閉しない
酸素不足防止のため容器はフタ無し、または空気の通る状態を保つ。 - 冬季は水温を確保
ヒーターで20度以上を維持しないと増えにくいので注意してください。
まとめ
種水を使えば、手軽に始められるタマミジンコ培養。
適切な水量、エサ、酸素管理を守り、20〜25℃の環境で数日間育てると増殖が安定します。
清潔に管理し、濃度を見ながら小まめに調整してあげるのが成功の秘訣です。
針子の栄養確保や成魚の健康維持にぜひ活用してください!


コメント
エアレーションについて。
マンションベランダで発泡スチロール水槽5個でメダカ飼育をしております。
エアレーション付けようと考えています。
ベランダにコンセント無いです。
⚪︎太陽光発電
⚪︎1つの本体で複数のエアレーション可能
のオススメ商品ありますか?
あとエアレーション有無ではメダカの育成速度や健康面・産卵頻度や産卵個数に違いなどあるのでしょうか?
プペッポーさま
いつもコメントありがとうございます。
多くのベランダ飼育者が直面する課題ですね。
結論、エアレーション有の場合育成速度や産卵頻度は向上します。
ソーラー充電式エアポンプが良さそうですね。日当たりに左右されるソーラー式ですが充電式で、ある程度保証されます。
曇りがちなこれからの季節だと、モバイルバッテリーも使えるエアレーションを補助で用意すると昼夜天候問わず使えます。
水槽の水深が浅いと思うのでそこまでエアレーションの圧力は不要だと思います。
次のブログでまとめてみますね。
メダカの屋外飼育にエアは必要?育成・健康・産卵への効果とソーラー運用の実例