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こんにちは、庶民派ブロガーのピロです。今回は、メダカ針子の成長に欠かせない生き餌「ゾウリムシ」の培養方法について、種水購入を前提に、誰でも簡単にできる具体手順と注意事項をわかりやすく解説します。
ゾウリムシ培養に必要なもの
- ゾウリムシの種水(通販などで購入がおすすめ)Amazonで見る
- 空のペットボトル(1〜2Lサイズが扱いやすい)
- カルキ抜き済みの水(汲み置き水や塩素無害化処理済み水)
- エサ(エビオス錠、コーヒー粉、小麦粉、PSBなど)
- エアポンプ(なくても可だがエアがあると増殖安定)
ゾウリムシ培養の具体的な手順
- 培養容器の準備
ペットボトルにカルキ抜き水を7〜8割程度入れます(例:2Lのボトルなら約1.4~1.6L)。 - 種水の投入
種水は全体の約20〜30%を目安に注ぎます。200〜600ml程度が一般的です。 - 餌の添加
栄養源としてエビオス錠1錠を細かく砕いて投入します。光合成細菌(PSB)を数滴加えると増殖が早まります。(生茶やコーヒー粉や小麦粉でも代用可能のようです) - 換気の確保
フタは斜めに乗せておく程度で、空気が入る状態にしておきます。密閉すると酸欠を起こしやすいため注意。完全にフタをしない状態では空気中の不純物や微生物の混入の可能性がある。 - 培養環境
直射日光を避けた明るい日陰に置き、水温は20〜25℃を保つのが理想です。 - 攪拌・混ぜる作業
1日1~2回、ボトルを軽く振って内容物を混ぜます。エサの分散とゾウリムシの活性維持(細胞分裂促)に効果的です。
増殖の目安と維持管理
- 3〜7日で濁りが出てきてゾウリムシが増殖。濃さは肉眼で確認できるようになります。
- 濃度が飽和状態になると減少するため、3~4本に分けて「株分け」するか、余ったゾウリムシを針子に与えて減らします。
- 希釈時は必ずカルキ抜き水を使って薄めます。
- 2週間程度で培養水の交換または容器洗浄を行い、清潔に維持しましょう。
注意事項
- フタは密閉しないこと(酸欠リスク)
- 過剰な肥料投入は避ける(腐敗や悪臭の原因)
- 水温管理に注意(20℃前後を目標に寝かせると安定増殖)
- 雑菌や他の生物混入に注意。購入した種水で始めるのが安全です。
- 培養水は針子水槽に直接100%入れず、10〜30%程度を混ぜるのが安全。
まとめ
針子の成長を左右する重要な生き餌、ゾウリムシは購入した種水から簡単に培養可能です。適切な餌と換気、温度管理で3〜7日で増やせ、株分けをしながら2週間程度定期的に管理しましょう。
ぜひ一緒にチャレンジしてみてください!


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