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こんにちは！ピロです 🌿
シュリンプ水槽を立ち上げてから、約2週間。 前回の記事「シュリンプ水槽立ち上げ奮闘記」で万全の準備を整え…ついに、この日がやってきました。
そう、レッドビーシュリンプのお迎え日です！
ショップの美しい水槽で元気にツマツマしている子たちの中から、ではなくインターネットで素敵なブリーダーさんから仕入れました。今回は、この小さな命を無事に我が家の水槽へ迎えるための、最も重要で、最も緊張するプロセス「水合わせ」の様子を、私のドキドキと共にお届けします。
開封の儀：初めてのご対面
いよいよご対面。 丁寧にパッキングされた袋を開ける瞬間は、まるで宝箱を開けるような気持ちです。
「みんな元気…！よかった…！」
袋の中をのぞくと、小さなシュリンプたちが元気に動いているのが見えて、まずは一安心。長旅、お疲れ様でした。 でも、本当の正念場はここからです。
命運を分ける最重要工程「水合わせ」
シュリンプは、メダカなどの魚と比べて環境の急変に非常に弱い生き物です。 ショップの水と自宅の水槽の水では、水温も水質（pHやTDSなど）も微妙に違います。いきなりドボンと入れてしまうと、その変化に耐えられずショック死してしまう「お迎え☆」の最大の原因になってしまうのです。
そこで、シュリンプに「これからこっちの水に引っ越すよ〜」と、ゆっくり時間をかけて慣れてもらう作業、それが「水合わせ」です。
Step 1：まずは水温合わせ（約30分）
最初のステップは、水温を同じにすること。 やり方は簡単で、シュリンプが入った袋をそのまま水槽に浮かべるだけです。
こうすることで、袋の中の水温と水槽の水温が自然に同じになっていきます。季節にもよりますが、30分〜1時間ほど浮かべておけばOKです。
Step 2：本番！点滴法で水質合わせ（約1〜2時間）
水温が合ったら、いよいよ水質合わせです。 今回は、シュリンプ飼育の先輩方が口を揃えて推奨する「点滴法」で行います。
【用意するもの】
【点滴法のやり方】
- シュリンプを袋の水ごと、用意した容器に移します。
- 水槽からエアチューブを使い、サイフォンの原理で水を容器に送ります。
- コックを調整し、1秒に1〜2滴くらいのペースで、ポタ…ポタ…と水が落ちるようにします。
- 容器の水量が元の2〜3倍になったら、点滴は完了です（1〜2時間かけるのが理想）。
この「ゆっくり時間をかける」というのが、本当に大切。 シュリンプたちが新しい水に少しずつ体を慣らしていくための、大切な思いやりの時間です。
▼ 面倒な準備が不要！点滴法には専用キットが断然おすすめです 私は今回地道にやりましたが、コックやチューブがセットになっていて本当に便利。一つ持っておくと、次のお迎えや水換えの時にも大活躍しますよ。
ポチップ
いざ、新しいお家へ！感動の瞬間
長い水合わせを終え、いよいよ水槽に放つ時が来ました。 元々のショップの水が入るのを最小限にしつつシュリンプにストレスを与えないように、シュリンプたちを優しく水槽へ…。
「おかえり…！ようこそ、我が家へ！」
新しい環境に最初は少し戸惑っていた子たちも、すぐに落ち着きを取り戻し、ウィローモスやフィルターなど思い思いの場所で、待望の「ツマツマ」を始めました！
この姿を見た瞬間、これまでの苦労がすべて報われたような、深い安堵と感動がこみ上げてきました。 この小さな命を、大切に育てていこう。心からそう誓った瞬間です。
まとめ：これから始まるシュリンプとの暮らし
無事にシュリンプたちのお迎えを終えましたが、本当のスタートはここからです。 導入初日はシュリンプたちも緊張しているので、餌はあげずに照明も暗くして、そっと見守ることにします。
これからこの水槽で、どんなドラマが繰り広げられるのか。 抱卵ママの誕生、そして小さな稚エビとの出会い…想像するだけで、ワクワクが止まりません。
メダカ飼育とはまた違う、繊細で奥深いシュリンプの世界。 これから始まる彼らとの暮らしの記録も、またこのブログで綴っていきたいと思います。
この記事が、これからシュリンプをお迎えするあなたの、小さな勇気とヒントになれば嬉しいです 🌿
最後までお読みいただき、ありがとうございました！
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